2023年9月5日 / 最終更新日時 : 2023年9月5日 adminfemizemiお知らせ
【ふぇみ・ゼミ共催】国際シンポジウム「レイシズムを記憶する意義 ―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―」
☆ ハイブリッド開催(後から配信あり)☆
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国際シンポジウム「レイシズムを記憶する意義 ―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―」 | Peatix
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<1923記憶する行動・特別企画>
国際シンポジウム
レイシズムを記憶する意義
―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―
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<主 催>
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
<共 催>
カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会
田中東子研究室
ふぇみ・ゼミ&カフェ
2023年9月17日(日)13時スタート
(会場受付開始12時。終了予定18時)
於:東京大学大学院 情報学環・福武ホール
B2F(福武ラーニングシアター)
◆お申込み締切り◆
・第一締め切り:9月17日 12:30まで
(開始30分前➡リアルタイムの視聴可能)
・第二締め切り:9月18日 12:30まで
(イベント翌日➡「後から配信」の視聴)
概 要
2023年は関東大震災から100年である。日本の近代化にとって分岐点ともいえる災害だったことは、あまりにも有名だ。同時に東アジアの人々には、日本帝国主義がもたらしたレイシズムが思想や観念に留まらず、「生命の危機」、虐殺の記憶である。近年、日本では、関東大震災による朝鮮人、中国人に対する虐殺の事実さえ否定し、記憶の継承を阻む言説が広がっている。
その背景に、虐殺の事実を「現代的な知での解釈」を知る手段としてのミュージアムが乏しいからではないだろうか。
本シンポジウムでは、未来にどう記憶を継承するのかについて、関東大震災による朝鮮人虐殺を記憶する博物館を立ち上げた韓国:金鐘洙(キム・ジョンス)さん、日本の加害の歴史の博物館・岡まさはる記念長崎平和資料館の国武雅子さんから取り組みについてお話を伺う。さらに、ミュージアム研究の光岡寿郎さんに「植民地支配を支えるミュージアムが記憶を開く可能性」などを中心にお話いただき、最後に、日本で関東大震災の虐殺を記憶する博物館を設立させるためにはどのような課題があるのかについて考える。
【プログラム】
3人の講師によるテーマ別講演。そして、アーティストたちによる公演を予定しています。
講演テーマ①
「新たな100年を準備する関東虐殺歴史館」
講師:金鐘洙(キム・ジョンス)
1923年の虐殺に対する記憶を正しく継承するために時代的な責務を担って生きてきた記録者や研究者、文学文化人たちと追悼する人たちの努力があったので新たな100年の課題を問うことができる。
新たな100年、この痛ましい歴史を誰が記憶することを望むのか、どのように記憶されることを望むのか、できるならば生活の中でどんな小さな変化でも起こる事を望んでいるのかと思うようになる。
その期待を持ち各分野の専門家によって様々なコンテンツに再解釈され、大衆に近づき記憶が記録され新たに継承されることを期待する時だ。韓国忠清南道天安の山の中腹に建てられた「記憶と平和のための1923歴史館」は、100年前の事件の意味と、記憶を継承してきた人々と新たに記録を表現する人々の参加で新たな100年を迎えようとする。
講演テーマ②
「岡まさはる記念長崎平和資料館のめざすもの」
講師:国武雅子(くにたけ・まさこ)
岡まさはる記念長崎平和資料館は、1995年、日本の侵略と戦争における加害責任を追及する資料館として設立された。「被害者の痛みを心に刻み 戦後補償の実現と非戦の誓いを」との理念のもとに、市民の手によって運営している。これまでの歩みを振り返り、現代の社会において果たすべき役割を考えたい。
講演テーマ③
「ミュージアムから開かれうる記憶」
講師:光岡寿郎(みつおか・としろう)
本講演では、記憶を伝承していく実践の水準からは一歩距離をとって、記憶を留め、伝えていく公的機関として理解されてきたミュージアムを、英米圏のミュージアム研究(museum studies)の視点から再考します。自身、植民地支配を支える制度の一つでもあったミュージアムが、その空間を通じて記憶を開く可能性を探ります。
<講師プロフィール>
金鐘洙(キム・ジョンス)
韓国「記憶と平和のための1923歴史館」館長
『飴売り具學永(ク・ハギョン)―関東大震災で虐殺された一朝鮮人青年の物語』の著者で牧師。1923韓日在日市民連帯の常任代表、1923関東虐殺真相究明委員会委員長を務めている。また、2022年7月12日に発足された「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」の執行委員長にも就任。
国武雅子(くにたけ・まさこ)
特定非営利活動(NPO)法人岡まさはる記念長崎平和資料館理事。山口県岩国市生まれ。長崎女性史研究会代表。長崎大学他、非常勤講師。
光岡寿郎(みつおか・としろう)
東京経済大学コミュニケーション学部教授。専門はメディア研究、芸術文化の社会学。主な著作に、『変貌するミュージアムコミュニケーション:来館者と展示空間をめぐるメディア論的想像力』(せりか書房、2017年、単著)、『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代のメディア/映像経験』(東京大学出版会、2019年、共編)など。
アーティスト紹介
河 栄守(HAA YEONGSU)
金剛山歌劇団 チャンセナプ、チャンゴ、コムンゴ奏者
朝鮮大学校 講師
在日3世。11才よりチャンセナプ(朝鮮半島のチャルメラを改良した楽器)を始める。
平壌国立音楽大学に留学。日本、平壌、ソウル、ニューヨーク等で公演。
ソリストとして活躍するとともに、器楽ユニット<HYANG>を1997年結成。
2018年、河栄守リサイタル<History>上演、ソロアルバム<History>をリリース。
ジャンルを超えた音楽を求めてあらゆるアーティストと共演。
(東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、シティーフィルハーモニー楽団、韓国のユンドヒョンBand、創作パンソリ-イム・ジンテク、白井貴子、韓国のパンソリ名昌ぺ・イルトン、サムルノリ:キム・トンウォン)
金 栄実(Kim Yonsil)
伽耶琴
元金剛山歌劇団カヤグム奏者
劇団卒業後は楽器の道を一旦離れ会社員として働いた後、2022年より世界にカヤグムの音色を届けられる奏者になるため-금이야기 영실-(kum-iyagi yongsil)として演奏活動、楽器指導、YouTubeで演奏動画配信など様々な分野で活躍している。
カヤグムの音色でたくさんの人を癒していけるよう日々奮闘中!
Instagram:kum_iyagi
YouTube:kum_iyagi
宋 栄淑(Song Yong Suk)
朝鮮舞踊
京都生まれ 金剛山歌劇団 入団
平壌で行われた第10回 2.16舞踊コンクールで 1位のない2位入賞。
日本はもとより平壌、ソウル、釜山などでソリストとして出演。
同年、東京練馬にて初のリサイタルを開催。代表作「剣の舞」 「扇の舞」「蓮〜ren」。
日本舞踊、バレエ、和太鼓やブレイクダンスなど様々なジャンルのダンサーとコラボ。
フリーで舞踊活動、舞台に立つ傍ら、プロの舞踊家、学生など後世の育成に力を注ぐ。
Hanna朝鮮舞踊教室 代表。
自らの怪我を機に、自力整体、ピラティスインストラクター資格取得後自ら生み出した細胞が蘇るReviveエクササイズインストラクターとしても活動中。
ーー◆参加方法と留意事項◆ーーーーー
以下の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。
申込みはこちら
国際シンポジウム「レイシズムを記憶する意義 ―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―」 | Peatix
《 会場・オンライン 共通 》
・この企画はハイブリッド(会場参加・オンライン配信)開催です。
・すべての方が「後から配信」を視聴いただけます。
・チケット1枚で、お一人の参加・視聴です。
・関係者以外、配信映像の無断撮影・録画・録音は禁止。
・配信用URLと資料は、開始約30分前(第一締め切り後)にメールにてお送りします。
・配信用URLと資料は、転送、SNSなどネット上への転載を禁止します。
※発覚した場合、イベントを中止する事があります。
〈 オンライン参加の方へ 〉
・配信中、トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があります。
変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
・配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者までお知らせください。
〈 会場にお越しの皆さまへ 〉
主催者の諸処の判断をお守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、
主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
会場のご案内
東京大学大学院 情報学環・福武ホール
B2F(福武ラーニングシアター)
※連絡は主催者へ。会場に直接ご連絡はしないで下さい。
〈住所〉東京都文京区本郷7丁目3
※赤門は2021年2月12日から無期限閉門されています
〈交 通〉最寄り駅と所要時間:
・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
・東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分
・東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分
〈アクセス〉
①Google Map
②福武ホール サイト
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<主 催>
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
<共 催>
カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会
田中東子研究室
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《問い合わせ・SNS》
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com
ブログ:kantoukioku1923.blogspot.com
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